2014年3月12日水曜日

GHDグラミーの突然の死

GHDグラミーが1匹死んでしまった。
飼育魚を死なせるというのはとても悲しく、そして恥ずべき事ではあるが
都合の良い事ばかりを書いて体裁を取り繕うのは恥の上塗りになるため
あえて公の場にこれを記し自省を促し続けたい。

前掲のブラインシュリンプでの給餌を試みたが、
その直後に死んでしまったため、何とも後味が悪く
ブラインシュリンプでの給餌が適切であるかどうかの判断に迷う。

GHDグラミーを飼い続けて幾つかわかった事がある。
推測も含まれるので全てが正しいわけではないが、
そもそも完璧な証明などというのは不可能な趣味のため、
以下に列挙し今後の糧とする。

①非常に臆病で(特に動きの速い魚や上層種との)混泳に不向き。
  動きが緩慢なためエサを他魚に取られてしまう。
  他魚と一緒にエサを与えると他魚が気になるのか食いつきが悪くなる傾向あり。
  また穏やかな性格ではあるが特定の相手に対して攻撃的な面もある。
  特に同種間や小さなエビに対して積極的ちょっかいを出す。
 
②エサの選り好みが激しい。
  口が小さくフレーク状のエサを好まない固体が多い。
  混泳の場合はエサが小さすぎてもダメ(とにかく後手後手に回りエサを他の魚に取られる)
  生きたブラインシュリンプとPSBを比較的好む。
  しかし固体差が激しくブラインシュリンプを好まないタイプもおり、PSBは給餌量の判断が難しい。

③前触れもなく突然衰弱してその後は1日程度で死んでしまう。
  魚病薬を投入しても復活しない事が多い。
  調子が悪い固体は体表が白ないしは透明化する傾向にある。
  しかし原因を特定する事が難しいため、対処方法が見つからない。

④早い水流は好まない。
  ろ過装置なしで飼育している人もいるくらい水流に弱い。
  特に外掛け等の落とし込む水流にあっさり飲み込まれてしまう。
  しかし安易に水流を弱めると、止水域発生やろ過能力低下のリスクがある。

⑤スプライト系水草や浮き草がないとストレスを感じる。
  バブルネストビルダーのため、泡巣を作れない環境でも積極的に作ろうとする。
  当然、泡巣は作れないためそれがストレスになっているように見受けられる。

⑥流通名がバラバラで個体差も激しい。
  エンドユーザには同異の判断がつかず知識管理を難しいものにしている。
  ・ゴールデンハニーグラミー
  ・ゴールデンハニードワーフグラミー
  ・ゴールデンハニーレッドドワーフグラミー
  ・イエローハニーグラミー

⑦pHの好みはあまりない。弱酸性を好むという情報が散見されるが、
   pHが8.0の環境でも問題なく飼育出来た。